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旅行、おいしいもの、酒

ミャンマーに行ってみる①(ヤンゴン)

 

こんにちは、よりたです。

時間軸を無視していくスタイルでお送りしております、ミャンマーに行ってみる①。今から数えると8か月前、今年の3月にミャンマーで一人旅をしたのでその様子をお伝えできればと思います。

なぜミャンマー?と色々な人に言われましたが、大学の頃よりずっと行きたい国でした。大学時に東南アジア専門の先生に「ミャンマーはあと10年もしたら海外の文化が流入して国の様子がガラッと変わるので、行くなら早めに行ったほうが良い」と言われたのがずっと心に残っており、今回やっと行くことが出来ましたのでお伝えしていきたいと思います。

 

ヤンゴンバガン

世界三大仏教遺跡の一つ、ミャンマー仏教の聖地と呼ばれるバガンにはどうしても行きたくて初日からタイトなスケジュールを敢行しました。

首都ヤンゴンに到着するのが18時45分、バガンへの長距離バスが21時30分出発、空港から高速バスターミナルまではタクシーで30分ということで、上手くいきさえすれば2時間は余裕があるだろうという危ない橋です。

タクシーは自分で値段交渉するのが面倒なので「Grab」というアプリを使いました。Uberのようなもので、スマートフォンから簡単にタクシーを呼ぶことができるし値段もあらかじめ決まっているしで、サクッと使えるので重宝します。

無事に高速バスターミナルAung Mingalar Bus Stationに到着し、インターネットサイト(以下URL)で事前予約していたバスチケットのバウチャーを見せて大丈夫そうだったので安心しました。JJ Expressというバス会社のVIP席が旅行客におすすめらしいのですが、生憎売り切れておりE liteという別会社のエコノミー席で行くことに。

myanmarbusticket.com

 

・とりあえずビール

バスターミナル周辺を歩くと雰囲気の良さそうな食堂があったので入ります。外国人観光客が一人もいない中、入ると小学生くらいの兄弟が席まで案内してくれました。まずはビールをとお願いしたら、おお~と笑われました。

ふと気になって調べてみると、ミャンマーの女性はお酒をあまり飲まないらしいです。もしくは飲んだとしても家など人目にあまりつかない所で飲むそうです。なるほど、だから笑われたのかと思いながらも、そうとは知らず既に頼んでしまったのでゴクゴク飲みました。めっちゃうま!

はいどうぞ、と次々に運ばれてきた料理の数々、これ一人分ですよね?と思わず小学生兄弟に聞いてしまいました。見慣れない野菜、初めての味付け、日本とは全く異なる料理を次々に口にするとおいしいとか口に合わないという感想よりも「お、おお?うんうん、え...?」しか出ませんでした。

そんな中不思議なことに写真真ん中の豆の煮つけのようなものが、祖母がよく作ってくれた料理に似ている、というか全く同じでびっくりしました。異国の地でまさか久しぶりに祖母のご飯(のようなもの)が食べられるなんて事ありますでしょうか。

 

・食後の生フルーツジュース

バスの発車時刻20分前になったので、待合室に戻りました。フルーツジュースの屋台が近くにあったので即購入。シロップはこれくらい入れる?味見してみて~と言われて飲んだら最高にフレッシュでおいしかったです。

お腹が弱い人は氷とか生のフルーツとか旅先で食べない方がいいかもしれませんが、今のところ災難に見舞われたことがないので長距離バス移動の前だというのに考えなしにやっちゃいました。

 

・E liteバス

18ドルエコノミー席、見たところ外国人観光客は私のみで英語のアナウンスが全くないので完全に雰囲気を読みつつ乗車に成功しました。

車内は4列広々シートで隣に人が座ることはないし、タッチパネルもついていて、大きめのブランケット2枚に枕までありました。エコノミー席でこんなにも快適ならばVIP席はどうなっているのでしょうか。

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バスが動き出す早々に配られた菓子パンと水。すごく丁寧なサービス。

快適なシートでゆっくりしていると、消灯されたのでいつの間にかぐっすり寝ていました。すると急に明かりがつき何事かと思えばどこかに着いた模様。ビルマ語でのアナウンスがありぞろぞろ人が降りていくので、トイレ休憩かな?とまた寝ようと思っていたら運転手さんから降りるように言われました。

何事か分からず降りると歯ブラシを渡され、これからトイレと歯ブラシタイムなので20分後にまたここに戻ってきてくださいとのこと。全員強制トイレ歯ブラシタイムでした。時刻は深夜1時。

サービスエリアに深夜ご飯を食べる家族連れの多さ、活気に驚きました。深夜1時であのテンションなのはすごいです。