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旅行、おいしいもの、酒

ミャンマーに行ってみる③(バガン)

こんにちは、よりたです。

引き続きミャンマー旅行③をお送りしたいと思います。

 

・名もなき道

バガンに来た目的として、あのよく見る有名な太陽が昇る瞬間をバックにした寺院と気球の写真のような景色を見てみたいというものがありました。しかし前述のように地震以降登楼できる仏塔がほとんど無くなりました。建造物を大切にするためにそれは仕方がないことではあるのですが、ここで一つ噂が。

「まだ登れるスポットを知っている地元民にお金を払って聞けば連れて行ってくれるらしい」

まるでRPG。けれどもお金を払って聞くのもなんだかなあ、自分で何とかならないかなあと思い調べてみると良さそうなページがありました(以下URL)。英語ですが場所をチェックしてオフラインでも使えるMAPS.MEもしくはGoogle Mapでピンをつければあとは行くだけ(のはず)

www.travelthestory.com

ということで、今はまだ登れるという仏塔を目指してバイクを走らせました。

どこですか、ここ?

Google Mapを使っているのにも関わらず全然たどり着きません。それらしい所を通っているはずなのにパゴダが見当たらない。暑いわ見つからないわで丁度停まったところがインスタ映えしそうなところでした。喜んで写真を撮るもつかの間、さて進もうとするもやわらかい砂が邪魔をしてうまく前に進めません。それどころかどんどん地面が掘れてしまって身動きが取れなくなりました。恐るべし一人旅。誰も助けてくれない。

10分ほど立ち往生していたら、運良く通りすがりの方が助けてくれて何とかなりました。危なかったです。

 

・見つからない

 Google Mapではどうしても見つからないのでMAPS.MEに切り替えました。

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同じ場所のはずなのに情報量が違います。湖とかあったのかと驚きました。しかしMAPS.MEの通りに動いても全く湖は見当たりません。道なき道を何度も通り、同じく一人旅をしている女の子とバイクですれ違い挨拶をし、木々の中の細い道のようなものを通り、またまた同じ女の子とすれ違い、あれもしかして同じ目的地を探しているのでは?相手も同じように思ったらしく「登れるパゴダを探してるんでしょ?この先行ってみたけど湖なんてないし何も見つからなかったよ!」という情報が。

そんなあ。

ありがとうと言いながら諦めきれずに地図の方向にもう一度行ってみます。再び道なき道を行き、それを過ぎると急に砂地ではない硬くボコボコした地面があり苦戦。硬くボコボコした地面...?これ、湖跡か...!!

見つけました!何という達成感。早速ひっそりとした小さな寺院に恐る恐る足を踏み入れました。私以外誰もおらず、ヒタヒタと自分の足音がするのみで、やだな~怖いな~と思いながら進み、上へと続く階段を探します。f:id:schokocco:20191114181942j:image

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階段がありそうな雰囲気を出しつつ何もなかったり、ただの壁だったりする感じがまさしくRPG。うろうろ探して、基本的に臆病なので暗いし怖いし折角見つけたけれども帰ろうかなと思っていたら奥まったところに階段がありました。物凄く狭く暗いので帰りたい気持ちを抑えつつ登ってみます。

登って良かったバガンのパゴダ。苦労して探した甲斐がありました。階段を登ってすぐ、こんな風に仏様が穏やかな顔で座っていたら信仰心の薄い私でさえ有り難い気持ちになります。

上からの景色も良さそうです。場所も確認したし明日はこの角度で朝日が昇る瞬間を目に焼き付けるぞと誓い、パゴダを後にしました。

 

・ウェザースプーン レストラン

ホテル近くに口コミ件数700件以上で高評価のレストランがあったので行って来ました。

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バガンマンダレー周辺地域限定のビールということで飲んでみました。一日中バイクを時速15キロで乗り回し歩き続けた後のビールはおいしいに決まっています。f:id:schokocco:20191114202044j:image

海老のカレーは海老がものすごく大きくて食べやすい辛さでした。みんなが大好きな味。フォークとスプーンは別にインスタ映えを狙って置いた訳でなく最初からこうでした。

ホテルに戻り明朝の事を改めて考えると、夜が明けるまでにあのガッタガタの道を一人暗闇の中バイクで行くのは難しいと思い、ホテルの方に相談をしてみました。するとバイクタクシーで連れて行ってもらえるよう知り合いに頼んでおくよということですんなり解決。ありがたいです。