ミャンマーに行ってみる④(バガン)
こんにちは。よりたです。
引き続きミャンマー旅行④をお送りしております。
・朝日を目指して
4時過ぎにホテル前集合ということでお願いしてバイクタクシーに乗り込みます。まさかのドライバーはイッチャイチャしているカップルが来ました。敬虔な仏教徒ではないのでしょうか。
最高の景色が見られれば早朝寝起きのローテンションのところ、目の前でイチャイチャされようと手を繋ぎながら運転されようとどうでもいいので、昨日やっとの思いでたどり着いた地図の地点を見せてここまで連れて行って欲しいとお願いをします。
軽くオーケーオーケーと言われたので、地元民からすれば有名な所なのかと取り敢えず一安心しました。移動の最中、光っているパゴダも綺麗だなあとイチャイチャカップルを目の前にぼんやり思います。
そして着いたよと言われたところは何やら観光バスが何台も停まってワイワイしているゆるやかな丘でした。いや、何もかもちげえよ。
ここ、地図と全然違うんですけど。ちゃんとお願いしたところに連れて行ってください。と怒ると漸く近くのタクシードライバーの人に聞いて回り始めました。えっ、この人たち地図を見て了承しながらも何も分からず単にイチャイチャしながら運転して、こんな生ぬるい丘に連れてきた訳?
二人が戻ってきて、ごめんね。さあ行こうと連れてこられた所がまたまた違う。全然違うし馬鹿にしてるのかと怒るも、時既に遅し。太陽が昇り始めました。
わー、ベストスポットですね!気球が上がる場所と太陽が昇る方角の間に挟まれているから、太陽と気球は一緒には見れないんですもんね!最高ですね!
いやそんな訳ないでしょうよ。どうしてくれるんだイチャイチャカップル。日も昇りきったのでバイクタクシーに戻り苦い思いを噛み締めながらさっさとホテルに戻りました、くそう。この日の夜にはまた長距離バスに乗ってヤンゴンに戻るので、夕陽はきちんと見たいものです。
・得度式パレード
気分を切り替え朝市に行こうと向かう途中で、得度式(出家の儀式)のパレードを行っていました。お坊さんになる男の子は馬に乗り、尼さんになる女の子は牛車に乗ります。象も数体おり豪華です。
・マニ シトゥ マーケット
通路が狭くて暗く多くの生鮮食品や生活雑貨を売っており、観光客がお土産を買う場所というよりも生活に則したローカルな市場でした。バガンには私たちがイメージするようなスーパーマーケットがほとんど無く、こういった市場で売り買いをし、生活が成り立っているのだろうなといった印象です。
ヒヨコが籠の中で動いているのを珍しげに多くの観光客が写真を撮りながら見ていました。私もその内の一人ですが。
・ブーパヤーパゴダ
エーヤワディ川の近くに建つ小さな仏塔で、ほのぼのとした雰囲気がとても良いです。相も変わらず暑い。
夕方にはクルーズもあるそうです。今回は残念ながらバスの時間に間に合いそうにないのでまた次回機会があれば乗りたいです。夕日を見ながらゆったりと船でくつろぐのは何とも言えない風情があるでしょうね。
五体投地で礼拝をする子どもを見るネコ。さすがネコチャン...
・夕日を探しに
絶景夕日スポットを探しにまたバイクを走らせます。この頃には運転にも慣れ、25キロほどで走行するようになりました。それでも後ろから抜かれますが。
オススメされていたあまり人がいない夕日スポットにたどり着きましたがものすごく狭く、三人ほどしか登るスペースがありません。しかも既に二人いたので入りづらく、近くのパゴダを見つつ声を掛けるか否か逡巡。
一度意を決して声を掛けてしまえばその後は別に何ということも無く、自己紹介をしたりお互いに好きな音楽をかけたりして日が沈むのを待ちました。
やっと良い景色を見ることができました。すると急にハーモニカ演奏が始まりました。夕日をバックに遺跡を見ながらさっき知り合ったばかりの人の演奏聞くことなんてあるのかと、その何とも言えない感情の高まりに旅行はやはり良いなと改めて思いました。
日も落ち、バスの時間が迫ってきたので戻ります。道中バイクの車輪がまた砂の中に埋まり立ち往生し、通りすがりの人に助けてもらい、マップがあるのに迷い(言い訳をするとそもそも目印となるものが何もなく右も左も分からない事が多かった)、怖そうな地元の若者グループに恐る恐る声を掛けるとものすごく親切に教えてもらい安心し、やっとのことでホテルに辿り着きました。
ホテルではシャワーも使わせていただき、バスターミナルまで行かずともバスがここまで迎えに来てくれるよう手配までしていただきました。有り難いです。
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