マレーシアに行ってみる③
こんにちは、よりたです。
引き続きひょんな事からマレーシア編(飛行機乗り継ぎチャレンジに失敗)、お送りしたいと思います。
・スリアKLCC
駅から直結でスリアKLCCというショッピングモール、そしてペトロナスツインタワーに行けるという観光客王道コースを通りました。観光客なので。
海外のスーパーマーケットが好きなので、ショッピングモール内の高級スーパーに意気揚々と向かいます。
BOH TEA
イギリス植民地だったこともあり、紅茶文化が根付いているマレーシアで紅茶は絶対買うぞと決めていました。BOH TEA(ボーティー)はハーブやフレーバーなど様々な種類があり、南国チックなものをいくつか買いました。マンゴーやライチなどの紅茶が一箱25パックで300円もしないなんてここは天国か?
OLD TOWN WHITE COFFEE
マーガリンと砂糖を豆と一緒に焙煎したもので、甘くて飲みやすいです。一杯あたり20円ほどでばら撒き用にも重宝します。
LOT 100フルーツグミ
マンゴーはグミにしたっておいしい。小袋サイズもあるのでお土産にもバッチリです。どうせグミはグミでしかないでしょうよ、とあまり期待して無かったのですがマンゴー感がありました。おいしかったのでお土産に買ったはずが全部自分で食べました。だってマンゴーだったから。
そしてあまりにも喉が乾いていたので紙パックのグアバジュースをゴクゴクいっちゃいました。南国のトロピカルジュースはうっめえな。
駅から直結で行けると言われたのにどこを見ても「タワーはこちら」みたいなサインが無く迷いました。外に出たらさすがに分かるのではと思いウロウロしても見つからない。
おかしいなと思い、通りすがりの人に聞いたら「これだよ」と笑いながら今出てきたばかりのモールを指されました。大きすぎて真下にいたら分からないパターン。遠くから見てみるとアラ不思議、ペトロナスツインタワーだわ。
人だかりの方へ行ってみるとタワーをバックに撮影大会になっていました。広角レンズを売っている人もいました。売り子さんを見ていたら買う人も一定数いるんですね。
私も混じって一人苦戦していたのですが、やはり地面に携帯を置いてタイマーでの撮影には限界があります。広角レンズを買うしかないのか?と思っていると、隣で同じく一人苦戦していた人から「撮影し合わないか?」との提案があり乗ることにしました。
結論、全然違いました。声を掛けてくるだけあってこだわりが強く「このタイミングで撮ってほしい」「ここからここまで、この角度でパノラマ撮影してほしい」等要求してきて面倒くせえな、とも思ったのですがその分良い写真を撮ってもらえました。
良い写真が撮れたと満足して、そのままホテル近くのチャイナタウンで賑わってそうなレストランに入り、みんなが頼んでいるものを注文したらなんだか微妙で意気消沈しました。海鮮の生焼けはダメージが大きすぎる。
・Peter's Pork Noodles
翌朝、セントラル駅近くにあるマネーズコーナーというフードコートにおいしいヌードルがあるというので行ってきました。日本のテレビ番組で紹介されたそうです。
ローカル感漂う中で朝からズルズル啜る麺はおいしいですね。
・Nando's
帰る間際にあと一食いけるのではないかと思い、空港のレストランに入りました。マレーシア全く関係なく南アフリカ発祥のお店なのですが、日本にはないのでまあ良いか。ペリペリチキンをオーダーしました。
ピリ辛のグリルチキン大好きなので日本にも来てほしいです。パッと見カクテルみたいなジュースもおいしかったです。
ひょんな事から2.5日間のクアラルンプール旅行でしたが、思い切り観光できて良かったです。日本にやっと帰ってきて次の日には親戚の結婚式を控えていたので、なんとか間に合わせることが出来て安心しました。こんな綱渡り状態で旅行するのは良くないのになと思いながら、今まで何とかなってきたので恐らくこれからもギリギリを攻めながら計画を立てていくと思います。
それでは、また。
マレーシアに行ってみる②
こんにちは、よりたです。
ひょんな事からマレーシア編(クアラルンプールで飛行機乗り継ぎに失敗した)、引き続きお送りしたいと思います。
・プトラ モスク(ピンクモスク)
こちらもブルーモスク同様クアラルンプール郊外にあります。セントラル駅から電車で30分のところにあるので、比較的訪れやすいかなと思います。全てがピンクでかわいい。
モスク内で写真を撮っていると、後ろからおじいさんに中国語で怒り気味に何か言われ「邪魔だったかな?でも皆の場所だし怒ること無いのにな」と思いながら振り返ると「撮ってあげようか?」でした。意外と優しい。
・Madam Kwan's
ファミレスで本格的なマレー料理が食べられると聞いて行ってきました。ナシレマ(ココナツミルクで炊いたご飯と辛いソース)にチキンカレーの組み合わせ最高。大型ショッピングモール、パビリオン内にあるので行きやすさも抜群でした。
一週間滞在するならばここに2,3回は行っていると思います。めちゃくちゃおいしい。
・Hui Lau Shan
香港のマンゴースイーツ店らしいのですが、日本で食べるよりも幾分安いと聞いたら行くしかないです。
同じくパビリオン内にあります。日本では普段気軽に食べられないフルーツなだけに、お昼ご飯を食べた後だというのに気にせず胃の中に入れてきました。マンゴーをこんなにたくさん入れてくれてありがとう。
・国立モスク
パサール・スニ駅から徒歩10分のところにありますこちらのモスクは、外壁が幾何学模様になっております。
モスク内は広々としており、また時間帯にもよるとは思いますが比較的人が少なかったのでゆっくり見て回ることができました。ステンドグラスや柱のデザインも見ごたえがあります。
ブルーモスク、ピンクモスク、そして国立モスクと訪れましたが個人的にはここが一番好きでした。
そして帰りにローブを返すと受付のおばちゃんに「これ食べなさい!」とバナナを渡されました。こういうローカル感が好き。南国のバナナはやはりおいしかったです。
行きたかったモスクは全て行けたので、次回ショッピング&食べ物で締めたいと思います。
マレーシアに行ってみる①
こんにちは、よりたです。
ひょんな事から(飛行機乗り継ぎに失敗)マレーシアに3日間滞在する事になったので「これぞクアラルンプール」という有名観光地を駆け足で回ってきました。
空港内のショッピングモールにドラえもんが大量発生していました。どこでもドアの先はH&M。夢と現実が良い感じにマリアージュされています。
・スルタン サラフディン アブドゥル アジズ シャー モスク (ブルーモスク)
クアラルンプールにはモスクが多くあるのですが、特に人気なのがブルーモスクとピンクモスクです。
クアラルンプール市内よりバスで1時間弱行った郊外にあるこちらのモスク、名前の通り青と白のコントラストが素敵です。ガイドツアー(英語)があるということで、受付はどこだろうかと敷地内をウロウロしていると優しそうなおばあさんが声を掛けてくれ「モスクについて知りたいの?こっちよ」と別館に通されました。明らかに違うのでは?と思いつつペットボトルの水をいただき、選手交代でおじいさんと代わり、あれよこれよと気付けば一対一でモスクやイスラムについて小一時間ほどご教授いただきました。
最後に今回の感想を一分間スピーチさせられて、フェイスブックページに載せられることになり何だこれは?という感じでしたが無料でこんな親切に解説いただけたのでまあ良いか。
おじいちゃんおばあちゃん達はボランティアで別館でこうしてイスラムの普及活動を行っているそうです。
そしてやっとモスク内に入ることができました。
めちゃくちゃきれい。女性はヒジャブ(スカーフ)を被ります。また肌が露出している服装だった場合はローブ(写真の青い服)を着ます。ブルーモスクなので全て青で統一されているのがオシャレですね。
・Legend's Claypot Briyani
クアラルンプール市内に戻りご飯です。なぜビリヤニ?マレーシアなのにインド料理?というところですがマレーシアはインド、中国、マレー、プラス色々な民族から成る多民族国家なので、ビリヤニはローカルフードで合ってます。
セントラル駅から徒歩10分の所にあります。おいしい。
・セントラルマーケット
観光客が絶対行く場所、セントラルマーケット。雑貨やお菓子などを効率よく買うことができます。そこまで雑貨に興味が無かったので、サッと立ち寄っただけとなりました。
それでは次回、ピンクモスクや国立モスクに訪れた様子をお伝えしたいと思います(モスクばかり)。
ミャンマーに行ってみる⑤(ヤンゴン)
こんにちは。よりたです。
バガンから戻りまして首都ヤンゴンでの旅行記をお送りしたいと思います。
・チャウタッジーパゴダ
高さ17.7メートル、長さ65.8メートルという巨大な寝釈迦仏が有名。本当に大きい。そして睫毛バッシバシで青のアイメイクというオシャレなお顔も日本では見られないものです。朝10時くらいに行ったのですが、日本人ツアー客がほとんどでした。日本人意外といるものですね。
・ボージョーアウンサンマーケット
お土産をと思いマーケットに行ってみるも、服もアクセサリーもそこまで欲しくないのでブラブラして終わりました。しかしここでナンバーワンコーヒーの文字が。
暑い日のアイスコーヒー最高。Mooney Moonというミャンマーのコンテストで一位を取ったお店だそうです。細かい違いが分かる舌は生憎持ち合わせていないのですが、ものすごくおいしかったです(月並)。
・ボタタングパゴダ
ブッダの遺髪が収められている仏壇があるということで訪れましたが、金がすごすぎる。しかしギラギラしたいやらしさは全く感じられず、荘厳で落ち着いていました。お布施をすると金運がアップするそうです。
パゴダは家族連れでゆっくりできる場所が多いので、ここでも木陰で一休みできました。かなり外が暑く地面もその熱を吸い高温になっていて、パゴダ内を裸足で通るのが辛いのです。
ゆるゆる木陰で休み、日も落ちてきたところでシュエダゴンパゴダに向かいます。
・シュエダゴンパゴダ
バスで行ったほうがタクシーよりも格段に安いよなあと思い乗ってみました。行き先は勿論全てビルマ語で書かれておりどれに乗っていいか分からずバス停でオロオロしていた私に「これだ!飛び乗れ!」と言ってくれたおじいさんありがとう。飛び乗ったバスは私以外地元の人で、異国の地に来たなという感じでわくわくします。そして周りの方々はとても親切で、「ここで降りるよ」「あっちに行ったらパゴダに着くよ」と教えてくれました。
そしてたどり着いたシュエダゴンパゴダ。およそ2500年前に創建され、ブッダの聖髪が収められているとされています。ミャンマーで最も神聖なパゴダとして知られており、仏教徒の方々は勿論多くの観光客が訪れていました。
多くの仏塔、仏像を回るだけで結構な時間を要しました。日も傾き風が涼しくなって、鈴がどこからか鳴っているのを聞きながら黄金に輝く仏塔を見る。その景色に篤い信仰心を持っている訳でも、仏教徒でも無いのですが信仰心とは「こういう事」なのかなと勝手に納得していました。
生憎仏塔の金箔張替え機関で、その全てを見ることはできませんでしたが十分きれいでした。頂上の先端にはダイヤモンドやルビーが嵌め込まれているそうです。どこまでも豪華絢爛。
・ミャンマービール
パゴダを堪能し気付けば2時間以上経っていたので、Grabでタクシーを呼びホテルに戻ります。
タクシーから夜の街を見ていると、何やらおいしそうな露店や楽しそうなお店がたくさん。こうしちゃいられないと、ホテルに着いて身支度を整えまた出発。
どこもおいしそうだし楽しそうだしで迷っていると「ミャンマービール」の文字が大きく看板に書かれた所を見つけたので即入ることにしました。
とりあえずビールを飲み、何か頼もうかなとメニューを見るも当たり前ですがビルマ語でした。
隣の若者グループにオススメを聞き、豚は食べれる?辛いの大丈夫?と聞かれオールイエスで答えて来たものがこちら。
何を食べているか分からないがビールのベストフレンドだな?サックサクの唐揚げ(のようなもの)にチリソースはおいしいに決まっています。
最終日はクアラルンプール乗り換えで同日には日本に着くはずが、なんとミャンマーで機体整備のため遅れてクアラルンプールで飛行機に乗れず。チケットカウンターに行くと最短で2日後の席しかないという事態に陥りました。いやあ、パニックパニック。
こちらの責任ではないのでホテルは取ってもらえないのか?座席のアップグレードはないのか?などと食い下がるも全て却下されました。起きてしまった事は仕方ないのでクアラルンプールをゆっくり観光することにしました。考えようによってはある意味ラッキーですね。
その後母に連絡を入れると「あら大変。でも観光できるね!」でした。何とかなるだろうDNAは脈々と受け継がれている。
ということでミャンマー旅行記はこれにて終わりたいと思います。
ちなみに今回の旅のお供はこちら。
Less (Winner of the Pulitzer Prize): A Novel
- 作者:Andrew Sean Greer
- 出版社/メーカー: Back Bay Books
- 発売日: 2018/05/22
- メディア: ペーパーバック
アーサー・レスという売れない小説家が元カレから結婚式に招待されるも、どうしても行きたくないので世界中から来ていた仕事のオファーを引き受け「仕事だから欠席も仕方ないよね」という言い訳を作り、色々な国を訪れるという話。日本の話もあります。
それでは、また。
ミャンマーに行ってみる④(バガン)
こんにちは。よりたです。
引き続きミャンマー旅行④をお送りしております。
・朝日を目指して
4時過ぎにホテル前集合ということでお願いしてバイクタクシーに乗り込みます。まさかのドライバーはイッチャイチャしているカップルが来ました。敬虔な仏教徒ではないのでしょうか。
最高の景色が見られれば早朝寝起きのローテンションのところ、目の前でイチャイチャされようと手を繋ぎながら運転されようとどうでもいいので、昨日やっとの思いでたどり着いた地図の地点を見せてここまで連れて行って欲しいとお願いをします。
軽くオーケーオーケーと言われたので、地元民からすれば有名な所なのかと取り敢えず一安心しました。移動の最中、光っているパゴダも綺麗だなあとイチャイチャカップルを目の前にぼんやり思います。
そして着いたよと言われたところは何やら観光バスが何台も停まってワイワイしているゆるやかな丘でした。いや、何もかもちげえよ。
ここ、地図と全然違うんですけど。ちゃんとお願いしたところに連れて行ってください。と怒ると漸く近くのタクシードライバーの人に聞いて回り始めました。えっ、この人たち地図を見て了承しながらも何も分からず単にイチャイチャしながら運転して、こんな生ぬるい丘に連れてきた訳?
二人が戻ってきて、ごめんね。さあ行こうと連れてこられた所がまたまた違う。全然違うし馬鹿にしてるのかと怒るも、時既に遅し。太陽が昇り始めました。
わー、ベストスポットですね!気球が上がる場所と太陽が昇る方角の間に挟まれているから、太陽と気球は一緒には見れないんですもんね!最高ですね!
いやそんな訳ないでしょうよ。どうしてくれるんだイチャイチャカップル。日も昇りきったのでバイクタクシーに戻り苦い思いを噛み締めながらさっさとホテルに戻りました、くそう。この日の夜にはまた長距離バスに乗ってヤンゴンに戻るので、夕陽はきちんと見たいものです。
・得度式パレード
気分を切り替え朝市に行こうと向かう途中で、得度式(出家の儀式)のパレードを行っていました。お坊さんになる男の子は馬に乗り、尼さんになる女の子は牛車に乗ります。象も数体おり豪華です。
・マニ シトゥ マーケット
通路が狭くて暗く多くの生鮮食品や生活雑貨を売っており、観光客がお土産を買う場所というよりも生活に則したローカルな市場でした。バガンには私たちがイメージするようなスーパーマーケットがほとんど無く、こういった市場で売り買いをし、生活が成り立っているのだろうなといった印象です。
ヒヨコが籠の中で動いているのを珍しげに多くの観光客が写真を撮りながら見ていました。私もその内の一人ですが。
・ブーパヤーパゴダ
エーヤワディ川の近くに建つ小さな仏塔で、ほのぼのとした雰囲気がとても良いです。相も変わらず暑い。
夕方にはクルーズもあるそうです。今回は残念ながらバスの時間に間に合いそうにないのでまた次回機会があれば乗りたいです。夕日を見ながらゆったりと船でくつろぐのは何とも言えない風情があるでしょうね。
五体投地で礼拝をする子どもを見るネコ。さすがネコチャン...
・夕日を探しに
絶景夕日スポットを探しにまたバイクを走らせます。この頃には運転にも慣れ、25キロほどで走行するようになりました。それでも後ろから抜かれますが。
オススメされていたあまり人がいない夕日スポットにたどり着きましたがものすごく狭く、三人ほどしか登るスペースがありません。しかも既に二人いたので入りづらく、近くのパゴダを見つつ声を掛けるか否か逡巡。
一度意を決して声を掛けてしまえばその後は別に何ということも無く、自己紹介をしたりお互いに好きな音楽をかけたりして日が沈むのを待ちました。
やっと良い景色を見ることができました。すると急にハーモニカ演奏が始まりました。夕日をバックに遺跡を見ながらさっき知り合ったばかりの人の演奏聞くことなんてあるのかと、その何とも言えない感情の高まりに旅行はやはり良いなと改めて思いました。
日も落ち、バスの時間が迫ってきたので戻ります。道中バイクの車輪がまた砂の中に埋まり立ち往生し、通りすがりの人に助けてもらい、マップがあるのに迷い(言い訳をするとそもそも目印となるものが何もなく右も左も分からない事が多かった)、怖そうな地元の若者グループに恐る恐る声を掛けるとものすごく親切に教えてもらい安心し、やっとのことでホテルに辿り着きました。
ホテルではシャワーも使わせていただき、バスターミナルまで行かずともバスがここまで迎えに来てくれるよう手配までしていただきました。有り難いです。
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ミャンマーに行ってみる③(バガン)
こんにちは、よりたです。
引き続きミャンマー旅行③をお送りしたいと思います。
・名もなき道
バガンに来た目的として、あのよく見る有名な太陽が昇る瞬間をバックにした寺院と気球の写真のような景色を見てみたいというものがありました。しかし前述のように地震以降登楼できる仏塔がほとんど無くなりました。建造物を大切にするためにそれは仕方がないことではあるのですが、ここで一つ噂が。
「まだ登れるスポットを知っている地元民にお金を払って聞けば連れて行ってくれるらしい」
まるでRPG。けれどもお金を払って聞くのもなんだかなあ、自分で何とかならないかなあと思い調べてみると良さそうなページがありました(以下URL)。英語ですが場所をチェックしてオフラインでも使えるMAPS.MEもしくはGoogle Mapでピンをつければあとは行くだけ(のはず)
ということで、今はまだ登れるという仏塔を目指してバイクを走らせました。
どこですか、ここ?
Google Mapを使っているのにも関わらず全然たどり着きません。それらしい所を通っているはずなのにパゴダが見当たらない。暑いわ見つからないわで丁度停まったところがインスタ映えしそうなところでした。喜んで写真を撮るもつかの間、さて進もうとするもやわらかい砂が邪魔をしてうまく前に進めません。それどころかどんどん地面が掘れてしまって身動きが取れなくなりました。恐るべし一人旅。誰も助けてくれない。
10分ほど立ち往生していたら、運良く通りすがりの方が助けてくれて何とかなりました。危なかったです。
・見つからない
Google Mapではどうしても見つからないのでMAPS.MEに切り替えました。
同じ場所のはずなのに情報量が違います。湖とかあったのかと驚きました。しかしMAPS.MEの通りに動いても全く湖は見当たりません。道なき道を何度も通り、同じく一人旅をしている女の子とバイクですれ違い挨拶をし、木々の中の細い道のようなものを通り、またまた同じ女の子とすれ違い、あれもしかして同じ目的地を探しているのでは?相手も同じように思ったらしく「登れるパゴダを探してるんでしょ?この先行ってみたけど湖なんてないし何も見つからなかったよ!」という情報が。
そんなあ。
ありがとうと言いながら諦めきれずに地図の方向にもう一度行ってみます。再び道なき道を行き、それを過ぎると急に砂地ではない硬くボコボコした地面があり苦戦。硬くボコボコした地面...?これ、湖跡か...!!
見つけました!何という達成感。早速ひっそりとした小さな寺院に恐る恐る足を踏み入れました。私以外誰もおらず、ヒタヒタと自分の足音がするのみで、やだな~怖いな~と思いながら進み、上へと続く階段を探します。
階段がありそうな雰囲気を出しつつ何もなかったり、ただの壁だったりする感じがまさしくRPG。うろうろ探して、基本的に臆病なので暗いし怖いし折角見つけたけれども帰ろうかなと思っていたら奥まったところに階段がありました。物凄く狭く暗いので帰りたい気持ちを抑えつつ登ってみます。
登って良かったバガンのパゴダ。苦労して探した甲斐がありました。階段を登ってすぐ、こんな風に仏様が穏やかな顔で座っていたら信仰心の薄い私でさえ有り難い気持ちになります。
上からの景色も良さそうです。場所も確認したし明日はこの角度で朝日が昇る瞬間を目に焼き付けるぞと誓い、パゴダを後にしました。
・ウェザースプーン レストラン
ホテル近くに口コミ件数700件以上で高評価のレストランがあったので行って来ました。
バガンやマンダレー周辺地域限定のビールということで飲んでみました。一日中バイクを時速15キロで乗り回し歩き続けた後のビールはおいしいに決まっています。
海老のカレーは海老がものすごく大きくて食べやすい辛さでした。みんなが大好きな味。フォークとスプーンは別にインスタ映えを狙って置いた訳でなく最初からこうでした。
ホテルに戻り明朝の事を改めて考えると、夜が明けるまでにあのガッタガタの道を一人暗闇の中バイクで行くのは難しいと思い、ホテルの方に相談をしてみました。するとバイクタクシーで連れて行ってもらえるよう知り合いに頼んでおくよということですんなり解決。ありがたいです。
ミャンマーに行ってみる②(バガン)
こんにちは。よりたです。
8ヶ月前の事を今更ながらに引っ張り出し、ミャンマー旅行②をお伝えしたいと思います。
早朝にバガンへ降り立ち荷物を預けにホテルへ向かうと、早速部屋に通してもらえたのでシャワーを浴びることができました。ラッキー。
バガン内には多くの寺院が点在しているためタクシーを一日雇うか、Eバイク(電動バイク)か自転車で行くかという選択肢がメインとなってきます。タクシーは高いので候補から速攻で外し、自転車だと炎天下砂利道は厳しいと聞いたので電動バイクにしました。
ホテルの隣にあるレンタルバイクショップで頭金を払って終了。国際免許証がいらないとは。
・シュエズィーゴン・パゴダ
慣れないEバイクにビビり15キロ走行をしていたら、子どもに追い越され際に笑われました。ヒィヒィ言いながらやっと着いた最初のパゴダ(寺院)。
11世紀建立の有名な寺院で、シュエ(黄金)ズィーゴン(砂の河岸、祝福された土地)という名前の通りのキラキラした出で立ちです。
朝の8時過ぎに行きましたが、観光客よりも地元の家族連れ参拝者の方が多く賑わっていました。
・ティーローミンロー寺院
寺院全体の写真が1枚もなかったのは恐らく迷ってやっと着いた達成感でサッサと入ってしまったに違いないのですが、こちらティーローミンロー(傘と王が欲した者)という名の寺院です。
13世紀初頭にナンダウンミャー王が王位継承者に選ばれた際に建立されたものです。なぜ傘かというと、次期王を5人の王子の中から決めるときに傘が倒れた方向に座っていた者にするということで、ナンダウンミャーが選ばれたことに由来していると言い伝えられています。
バガン遺跡を代表する最大の寺院遺跡で観光地としてもとても人気の高く、寺院の前には観光バスや車が停まっていました。11世紀末~12世紀初頭に建てられた寺院です。東西南北それぞれに黄金の仏像が安置されており、なんと高さは9.5メートルにもなるそうです。
東西南北とグルグル回るのですが、はて今何体目だっけ?そもそも私、どこから入ってきたっけ?と分からなくなり焦りました。どこも同じように見えるし外の景色も似ている。何度かチャレンジしてようやくバイクを停めたところにたどり着きました。一人旅の弊害はこういうところで出ますね。
・シュエサンドー・パゴダ
以前は登ることができ、周囲に遮るもの無しに夕陽を見るベストスポットとして有名でした。2016年の地震以降大きな損壊のため次々と仏塔が立ち入り禁止になり、こちらもその内の一つです。
ポストカードや絵を持った子どもの売り子が笑顔でずっとついて来るのを、ただひたすらに無視を決め込んでいたら段々無表情になり最後には「チッ」と舌打ちをされて去っていきました。怖すぎる。
パゴダの隣には大きな寝仏もあり、登ることが出来なくなっても見どころはたくさんあります。ただ基本的にパゴダエリアの中は裸足なので、炎天下の中あっつあつに照らされたタイルの上をずっと歩いて回るのは厳しいものがありましたが。
寺院熱が収まりきらず、ものすごく長くなりそうなので次に続きます。
ミャンマーに行ってみる①(ヤンゴン)
こんにちは、よりたです。
時間軸を無視していくスタイルでお送りしております、ミャンマーに行ってみる①。今から数えると8か月前、今年の3月にミャンマーで一人旅をしたのでその様子をお伝えできればと思います。
なぜミャンマー?と色々な人に言われましたが、大学の頃よりずっと行きたい国でした。大学時に東南アジア専門の先生に「ミャンマーはあと10年もしたら海外の文化が流入して国の様子がガラッと変わるので、行くなら早めに行ったほうが良い」と言われたのがずっと心に残っており、今回やっと行くことが出来ましたのでお伝えしていきたいと思います。
世界三大仏教遺跡の一つ、ミャンマー仏教の聖地と呼ばれるバガンにはどうしても行きたくて初日からタイトなスケジュールを敢行しました。
首都ヤンゴンに到着するのが18時45分、バガンへの長距離バスが21時30分出発、空港から高速バスターミナルまではタクシーで30分ということで、上手くいきさえすれば2時間は余裕があるだろうという危ない橋です。
タクシーは自分で値段交渉するのが面倒なので「Grab」というアプリを使いました。Uberのようなもので、スマートフォンから簡単にタクシーを呼ぶことができるし値段もあらかじめ決まっているしで、サクッと使えるので重宝します。
無事に高速バスターミナルAung Mingalar Bus Stationに到着し、インターネットサイト(以下URL)で事前予約していたバスチケットのバウチャーを見せて大丈夫そうだったので安心しました。JJ Expressというバス会社のVIP席が旅行客におすすめらしいのですが、生憎売り切れておりE liteという別会社のエコノミー席で行くことに。
・とりあえずビール
バスターミナル周辺を歩くと雰囲気の良さそうな食堂があったので入ります。外国人観光客が一人もいない中、入ると小学生くらいの兄弟が席まで案内してくれました。まずはビールをとお願いしたら、おお~と笑われました。
ふと気になって調べてみると、ミャンマーの女性はお酒をあまり飲まないらしいです。もしくは飲んだとしても家など人目にあまりつかない所で飲むそうです。なるほど、だから笑われたのかと思いながらも、そうとは知らず既に頼んでしまったのでゴクゴク飲みました。めっちゃうま!
はいどうぞ、と次々に運ばれてきた料理の数々、これ一人分ですよね?と思わず小学生兄弟に聞いてしまいました。見慣れない野菜、初めての味付け、日本とは全く異なる料理を次々に口にするとおいしいとか口に合わないという感想よりも「お、おお?うんうん、え...?」しか出ませんでした。
そんな中不思議なことに写真真ん中の豆の煮つけのようなものが、祖母がよく作ってくれた料理に似ている、というか全く同じでびっくりしました。異国の地でまさか久しぶりに祖母のご飯(のようなもの)が食べられるなんて事ありますでしょうか。
・食後の生フルーツジュース
バスの発車時刻20分前になったので、待合室に戻りました。フルーツジュースの屋台が近くにあったので即購入。シロップはこれくらい入れる?味見してみて~と言われて飲んだら最高にフレッシュでおいしかったです。
お腹が弱い人は氷とか生のフルーツとか旅先で食べない方がいいかもしれませんが、今のところ災難に見舞われたことがないので長距離バス移動の前だというのに考えなしにやっちゃいました。
・E liteバス
18ドルエコノミー席、見たところ外国人観光客は私のみで英語のアナウンスが全くないので完全に雰囲気を読みつつ乗車に成功しました。
車内は4列広々シートで隣に人が座ることはないし、タッチパネルもついていて、大きめのブランケット2枚に枕までありました。エコノミー席でこんなにも快適ならばVIP席はどうなっているのでしょうか。
バスが動き出す早々に配られた菓子パンと水。すごく丁寧なサービス。
快適なシートでゆっくりしていると、消灯されたのでいつの間にかぐっすり寝ていました。すると急に明かりがつき何事かと思えばどこかに着いた模様。ビルマ語でのアナウンスがありぞろぞろ人が降りていくので、トイレ休憩かな?とまた寝ようと思っていたら運転手さんから降りるように言われました。
何事か分からず降りると歯ブラシを渡され、これからトイレと歯ブラシタイムなので20分後にまたここに戻ってきてくださいとのこと。全員強制トイレ歯ブラシタイムでした。時刻は深夜1時。
サービスエリアに深夜ご飯を食べる家族連れの多さ、活気に驚きました。深夜1時であのテンションなのはすごいです。
台湾に行ってみる④
こんにちは。よりたです。
長々とお送りしております台湾旅行④ということで、今回で終わりになります。
台北101近くに大きい地球儀が期間限定で浮いてるから行こうぜ!ということで行ってきました。本当だ、大きい。
・思慕昔
アイスモンスター行きたい!マンゴーをとにかく食べたい!マンゴー食べたい!と騒いでいたら台北101のフードコートに有名なマンゴーかき氷のお店があるから行こうと連れて行ってもらいました。
イエス、マンゴー。3人で分けて丁度良かったです。マンゴーにマンゴーアイス、マンゴープリンとどれをとってもマンゴー。
・鼎泰豊
台北101にあります鼎泰豊。
エビチャーハン、小籠包、茹でワンタン、中華まん、その他写真に納まりきらない諸々をどんどん注文。小籠包はヘチマとエビは絶対食べてみたいと言ったら「ふぅん、分かってんじゃん」みたいなことを台湾の友人に言われました。そうなのか...
地元民の友人が茹でワンタンの残ったピリ辛の汁をエビチャーハンにかけて食べているのを見て、真似をして食べたらめちゃくちゃおいしい。さすがネイティブ。
・帰国
またすぐ会おうね、とハグをして感動的にお別れしたところで遅延。
19時発の飛行機がどんどん遅れて21時過ぎに。この時点ではまだ余裕があったので、コーヒー買ったりお土産見たりしていましたがこの後21時を過ぎても全然アナウンスが無い。結局23時頃に飛行機に乗りました。
えー、明日から仕事なのにどうするんだと思いつつ、どうしようもないのでサッサと化粧を落としてコンタクトレンズを外し、洋服もゆっくりできるようなものに着替えて、ゆるゆると椅子にもたれて待っていました。飛行機はこういうこと往々にしてありますよね。
家に着いたのも3時過ぎでなかなかにハードな旅行となりました。それも込みで海外旅行という感じがします。3泊4日の台湾旅行で、できるだけ行きたいところ食べたいものを詰め込み充実したものになりました。
それでは、また。
台湾に行ってみる③
こんにちは。よりたです。
引き続き台湾旅行③をお送りしたいと思います。
・淡水
デートスポットに女三人で行ってきました。
記念日やバレンタインにカップルで行って写真を撮ったりするそうです。確かにちょっとしたショッピング、川沿いを散歩、お洒落でゆっくりできるカフェがあるこの感じ、デート用。
と言っても家族連れも多いですが。
・淡水長堤咖啡餐館
歩き疲れたためカフェで休憩。
マンゴーワッフルはアイスもマンゴーで、ここぞとばかりにマンゴーを食べたい民の私にとって幸せでした。マンゴーワッフルをシェアするだけでは物足りずドリンクも生マンゴーシェイクにしてマンゴー生産上位国の二人には若干引かれました。
・喫茶赴 TO GO
お茶専門店にて阿里山茶や台湾烏龍茶を試飲させていただいたり、丁寧に説明してくださったりで財布の紐が緩む緩む。
そして併設のティースタンドで手が届かず買えなかった高級茶を飲みました。そりゃあ間違いなくおいしいよね。
・馬辣
台湾といえば火鍋ということで食べ飲み放題のお店に行ってきました。ビールもアイスも含まれていています。ここは天国か?
何種類かの中から2つのスープを選ぶことができ、辛い系からベジタブル、コラーゲン、酸っぱい系など様々です。今回は辛い&ベジタブルで注文しました。
肉に魚に野菜に、どんどん注文します。肉は台湾産豚肉やアンガスビーフ、WAGYU(和牛)なるものがあり来たら片っ端から鍋に突っ込んでいきます。和牛に絶大なる信頼を置く友人たちが「和牛なら半生でもいける。しゃぶしゃぶでいこう」としゃぶしゃぶスタイルに。
「シャーブ、シャブシャブ...OK!」
と友人にしゃぶしゃぶされたWAGYUが私の皿に放り込まれました。しゃぶしゃぶ言いながら秒数を計るのを何故知っているのか。そしてこんなにも信頼を置いてくれているので言い出せなかったのですが、WAGYU(オーストラリア産)でした。漢字で書いていて外国人客にはトリッキー。
ここまでで、おおよそ3人で食べる量ではないほど注文をし、実質WAGYUは5回ほどお代わりをして海鮮も台湾チックな食べ物も制覇してきたところで、胃がしんどい。こんな立ち上がってまでしゃぶしゃぶすることあります?何も言わなければホスピタリティの塊の友人たちはどんどん私のお皿にWAGYUを入れてくれます。皿の上で積み重なるWAGYU...
「もう食べられません。助けてください」
と必死に請うてみますが返ってきた言葉が
「ちょっと一回ピョンピョン飛んでみたら?胃にスペースができるよ」
「アイスでインターバルを挟もう。そうすればいける」
という突如のスパルタでした。食べ放題に命をかけすぎでは。一人はたくさん食べられるように食前に薬まで飲んだらしい。
ということでアイス。しかもハーゲンダッツ。分かっていらっしゃる。
結局アイスでインターバルは挟めませんでした。おいしいけれども胃が明らかに危険サインを出してきているので、楽しそうにWAGYUとハーゲンダッツを頬張る友人たちをただぼんやり見つめていました。